第3回さくらおろち湖の里山ボランティア

尾原ダム水源環境活動推進業務のひとつとして、「さくらおろち湖の里山ボランティア2013」の第3回が、10月19日(土)に行われました。

 尾原ダム水源環境活動推進業務は、斐伊川・神戸川流域をはじめとする住民の参加による環境学習会を開催し、公共事業によって失われた自然の再生を通して、広い地域と幅広い世代へ環境保全知識の普及と意識啓発をはかろうとする事業です。

 今回のテーマは「柿をめぐる男たちのロマン」。松江市や出雲市から計40名が、奥出雲町三沢地区の「みざわの館」周辺でボランティアを体験しました。

作業は柿を収穫してあわせ柿をつくること。

 

そして里山の自然と歴史を学ぶこと。

 

鈴なりになった柿は、あっというまに軽トラック一杯になりました。

 

その後は、中世の山城跡である要害山に登りました。

約20分ほどの道のりでしたが、地元の方のガイドで植物や歴史を学びながら山頂に着くと「うぁー」という歓声が。絶景とはこのこと。斐伊川の源流たる船通山をはじめ、下流域に豊かな水の恵みをもたらす奥出雲の山々を一望しました。

そして、煮しめ料理と仁多米のおにぎりで昼食をとって下山。

バスで三沢地区を周遊し、地元のガイドで、かんな流し(日立金属「たたらの話」参照)の景観と「農業、鉱業、畜産」の複合によって自然と共生する里山をかたちづくってきた歴史に想いをはせました。

 

会場を三沢公民館に移してのあわせ柿づくり(ドライアイスを使って渋をとる方法)は、賑やかにテキパキと進みました。

 

地元ボランティアの苦労話はユーモアたっぷりで笑いを巻き起こしながら、山里の自然と歴史と人の営みへの熱意を感じさせるものでした。

 

ともかく、「地元の方々の熱い想いが伝わった」「できることはこれからも手伝います!」「おもてなしが手をあわせたくなるほど有り難かった」……アンケートでもそんな声がたくさん寄せられた、暖かい会となりました。