「尾原ダムさくらおろち湖祭り2013」レポート

平成25年10月13日(日)、雲南市と奥出雲町にまたがるさくらおろち湖で、「尾原ダム・さくらおろち湖祭り2013」が開催されました。  雲ひとつない日本晴れの中、約5000人が訪れ、ステージ、テント村、ホースセラピー、シーカヤックなど多彩な催しを楽しみました。

 

★主会場

ステージ一番手であがったのは島根大学混声合唱団。 早朝からの移動にも関わらず、清冽な素晴らしいハーモニーを奏でていただきました。 つづいて、同大学公式サークルである「松江よさこい連〜國美輝〜」の演舞。7名の精鋭で会場の拍手にのって「きめて」いただきました。

時刻は11時を過ぎた頃、ステージ前のテントがほぼ満席となったところで、雲南市加茂町出身のシンガーソングライター中林知香さんの登場でした。この日は堀田幸祐さんのキーボードにのせて抜群の歌唱力を披露されました。

ちょっと聴いてみたい方はこちらをどうぞ(「大丈夫」の動画です)

http://www.youtube.com/watch?v=ufoZt5zUdNM

午前の部のラストは、地元のエンターテイナー・ゆうきどんの腹話術とマジックショー。目の前で繰り広げられる「不思議」に子ども達の目は釘づけ。舞台終了後も会場の片隅で子ども達に囲まれて「技」を繰り広げておられました。

約400席あまりが満席となったところで、「自治体歓迎挨拶」と「来賓祝辞」のセレモニーです。雲南市長・速水雄一氏、奥出雲町長・井上勝博氏、出雲河川事務所長・館健一郎氏、島根県土木部斐伊川神戸川対策課長・三上康則氏、島根県議会議員 山根成二氏、飯南町副町長・西村秀樹氏、以上6氏の方々からの言葉を受け、尾原ダムという資源、流域圏を結ぶ水の縁への思いが新たになったことでしょう。

また、松江市からは上下流交流で120名の方が視察参加され、賑わいを堪能されていました。

 

午後1時からは、地元木次中学校吹奏楽部と今年度限りで廃校が決まっている温泉小学校・温泉幼稚園のコラボレーションです。

皆さんの心と思いがこもった素晴らしいステージに会場は大いに盛り上がりました。

特に来場者も一緒に歌った「ふるさと」では感動で目を潤ませる人も多く、感傷的な場面もありました。

最後は拍手喝采、会場のアンコールにもこたえて舞台を終えました。

 

続いて登壇したのは、奥出雲町の仁多民謡教室。隠岐の民謡キンニャモニャ、安来節、どじょうすくい。小学生、青年、高齢のベテランまで、年齢層の広さが安来節民謡のいいところだと思わせてくれました。

ステージの終わりは、地元・温泉地区の活性化協議会による豪華賞品付きウルトラクイズ。みなさん、クイズに強いのか賞品への執念なのかなかなか決着がつきません。問題切れのあとはじゃんけんに切り替わりましたが、盛り上がった中で終了。

入賞者には、大きな段ボールに入った卵・米などの豪華景品が手渡されました。

★出店の様子

テント村と称した出店は、地元雲南市・奥出雲町内から26店舗、松江市から4店舗、エッグフェスティバルで11店舗と多数の参加があり、食べ物、飲み物をはじめ、恐竜に色付けをするコーナー等で多彩な楽しみ方ができるよう工夫しました。

松江市からいらっしゃった60代の女性は、

「はじめて来ましたが、にぎやかなのにびっくりしました。夕食の買い物までできましたよ。とてもよい企画だと思います。来年もまた来ます」

とおっしゃっておられました。

 

★シーカヤック体験

シーカヤック体験への参加者は23名でした。1回が75分ほどですが、嬉しさ楽しさにつられて、ついついめいっぱい漕いでしまい、腕がぱんぱんに張ってしまった人も多かったようです。朝一番から一番遅くまでのプログラムでしたが、空がほのかにあかく染まりゆく時の湖面のきらめきは、それはそれは素晴らしい景色でした。

 

★ホースセラピー体験

メイン会場から少し離れた下布施のホースセラピー会場は、親子連れ等が馬のお世話をしたり馬に乗ってゆったりしたときの流れを楽しみました。参加者は合計で26名でした。すぐ隣の敷地では厩舎などの設備が建設中で、今後ますます充実した体験が可能になっていきます。

 

★松江シティFC交流会

JFLへの加入を目指すサッカーチーム「松江シティFC」の選手達による交流コーナーがあり、キックターゲットなどで夢中で遊ぶ子どもたちの姿がありました。

 

★エッグフェスティバル

同時開催された、玉子料理の食べ比べ「エッグフェスティバル」には雲南市のほか、松江市や米子市、日南町からも出店がありました。グランプリに輝いたのは松江市・食酒処かわばたの「Cheese粥 茶碗蒸し」 でした。

★Dam サミット in 尾原ダム

尾原ダム管理支所において尾原ダム・さくらおろち湖祭りと同時開催されたのは「Dam サミット in 尾原ダム」。

さくらおろち湖を中心とした尾原ダム水源地域の自立的・持続的な活性化を目指す『尾原ダム水源地域ビジョン』(平成25年9月13日策定)について、広くPRするために開催されました。当日は、地域住民、ダムマニアの方々など県内外から約100名の参加がありました。

ダムマニアの宮島咲氏による「ダムを観光地にしてみよう」と題した基調講演やダムの管理者・地域活動団体の方々により、パネルディスカッションが行われ、活発な意見交換が行われました。

提示された多様な意見、アドバイスは貴重なものでした。『尾原ダム水源地域ビジョン』の具体的推進へ向けての一歩となりました。